華道家への旅路 | カリィのVOYAGE♪

華道は日本の伝統文化のひとつ。仕事にするにはどうしたらよいの?

生け花に挑戦する

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生け花が初めから頭にある人は存在しません。生け花に挑戦する人は誰もが、他人の作品や創作過程を見て挑戦を決意するのです。生け花には、形、技、とり合わせといった概念があり、それらを学び取る必要があります。最終的には作品に個性が表れるようなスキルが求められますが、初心者は基本的な技を覚えることが優先です。

最初は「綺麗だ」と感じた花を材料にして、飾る場所を選び、それに合った器を選びます。生け花はそうした感性や想像力が求められますから、花を見かけた時は、イメージトレーニングするように心掛けましょう。センスが自分には無いと考えている人もいるでしょうが、多くの花に目を通して、形、色を意識することを繰り返せば、後天的に身に付くものです。また外見に対するセンスだけでなく、生命としての花、草木に思いを掛けましょう。綺麗な花の出発点は種であり、その種が季節の変化する中で蕾となり、開花したというプロセスがあります。そのプロセスは正に生命の営みであり、育った植物は外部環境の酷さに潰されることなく、見事に咲き誇ります。生け花として利用される際も、その本質は受け継がれます。

草木は一つ一つに個性があり、生命力を持っています。その生命力は、太陽光を求めて伸びた形状に表れています。たとえ複雑な形状の草木、例えば蔓のようなものでも、そのように成長したのには理由があるのです。生け花はこうした草木の生命力を表現するために、本来の形状を活かして行います。自由花というジャンルでもそれは同様です。こうしたテクニックは習うことも大事ですが、慣れることで身に付きます。そもそも同じ形状の草木は存在しないわけですから、形状の持つ意味を感得するには、慣れるしかありません。

 華道の先生に教わったことが定着するのは、実践においてです。自分の手で繰り返し練習することで、センスは確実に身に付くのです。

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