華道家への旅路 | カリィのVOYAGE♪

華道は日本の伝統文化のひとつ。仕事にするにはどうしたらよいの?

花材に合わせる

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いけばなは、ただ花を生けるのではなく、花の性質や特徴を生かしていける必要があります。腰高コンポートなどの高さのある器に下がっている枝や花は、「軽やかさ」が重要な要素と言えるでしょう。垂れている枝や花の量が多ければ、重く雑多な印象を与えてしまいます。枝垂れしている長い枝部分は、重く感じない程度に取り除きましょう。見せたい部分は長めに残し、他の枝を短めに切っておくことによってメリハリを演出できます。スイートピーやガーベラなど、茎の中が空洞のものはワイヤーを入れやすくなっています。上手くワイヤーを入れることで、自然な動きをつけることが可能になります。ワイヤーを入れるときには、先をななめに切っておくと通しやすくなります。茎を傷つけないように、ゆっくりと入れることがポイントです。太さは、18番、または20番が適していると言われています。上手く通すことができればワイヤーで花を傷めることもありませんし、水揚げにも影響しません。しなやかなヤナギのような植物は、「ため」を効かせることができます。例えば生けたヤナギの枝に握りだめを行い、やわらかなカーブをつけることが可能になります。これにより、春風がそよぐようなやわらかさを演出できます。他にも、選ぶ花器によっても印象は変わります。

花にはそれぞれ特徴があり、正しい知識を持っていなければ美しさを生かすことができません。例えばチューリップは光の向きによって、花の向きも変わります。どのような角度で作品を作るかは、知識がなければ正しく考えることができません。作品としての見栄えも大切ですが、まずは花の特徴をよく理解し、最大限に花の良さを引き出せる作品作りを行っていきましょう。

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